悪魔の子供たち15
ジャスティ・カナの思い
ジャスティ・カナの放ったテイルト・フレイムとは、肉体に影響を与えず、邪悪な精神のみを焼き尽くす聖なる炎だったのだ。ウェクドフォースを拒絶し、手放さない限り、永遠に邪悪な心を焼かれ続けるという恐ろしい力なのだ。この力にはブルコングたちも購えず、ウェクドフォースを手放さずにはいられなかった。
ウェクドフォースを手放し、元の姿の戻ったブルコングとクレ夫。孝太たちが駆け寄ると、ジャスティ・カナはまた違ったビームを出す。
そして、子供たちの元に駆け寄る朔也。しかし、この時子供たちに異変が… 今までの記憶を、全員なくしているようだった。
不思議に思った朔也が、ジャスティ・カナに問いかける。すると、ジャスティ・カナは子供たちのウェクドフォースに関するすべての記憶を全員から消したというのだ。ゲドー星人にそそのかされたとはいえ、ブルコングたちの破壊行動は、決して許されることではない。その事実を忘れさせる為に、ジャスティ・カナが手を打ったのだ。
そして、その意図を朔也に伝えるジャスティ・カナ。彼女は、子供たちの過ちを許してあげて欲しいと朔也に願い出た。このジャスティ・カナの思いに、朔也は感銘せざるを得なかった。
ジャスティ・カナの思いをくんで、了承した朔也。この後、地球防衛軍にもこの旨を報告すれば、おそらく子供たちの騒動は幕引きとなるだろう。
しかし、その状況を面白くなさそうに見つめるものがいた。ゲドー星人は忌々しげにジャスティ・カナが立ち去った場所をにらみつけながら、次の手を考え始めていた…
悪魔の子供たち編はこれで完結です。かなり長くなりました。実は結構はしょってます。完全版はまた後日別の場所で掲載します。

悪魔の子供たち15
テイルト・フレイム
続きます。次回が最終回ですが、すぐに更新されると思います。乞うご期待!
悪魔の子供たち14
子供たちの思い
原田隊員とキャップの話を聞いていた朔也が、二人の話に待ったをかけた。まだ、子供たちを助けることを諦めていない朔也。なんとか攻撃を止めようと説得をする。傍らで聞いていた孝太たちが驚きの声を上げる。
ジャスティ・カナが意識を取り戻した。朔也が、今置かれている状態を説明した。ブルコングたちが元に戻らなくなるかも知れないのだ。しかし、すっかり自信をなくしたジャスティ・カナは、涙を流して拒絶している。
孝太たちが、ジャスティ・カナに思いをぶつけた。ブルコングたちは確かにやな奴だけど、やっぱり死んで欲しくはないのだ。助けて欲しい。そう訴えかけている。
朔也もジャスティ・カナに激励を送る。みんなの気持ちを受け、ジャスティ・カナは、最後の力を振り絞って、立ち上がった。
突然目の前にジャスティ・カナが現れて鼻白むブルコングとクレ夫。さっきまで地面に伸びていたジャスティ・カナの動きに勢いがあったから尚更だ。
子供たちの思いを受け、決意を新たに、ブルコングたちに立ち向かうジャスティ・カナ。最後の戦いに突入する。
一瞬の怯みを冷笑で隠し、再び邪悪なパワーをアップさせるブルコングたち。再頃戦いの幕が上がった!
今回は孝太たちの気持ちがメインなので、これと言ったエロスはないです… というか、クライマックスなのでもうないですけどね(゚д゚)!
悪魔の子供たち13
ジャスティ・カナ完全KO
ブルコングとクレ夫が、好き放題ジャスティ・カナの体を弄ぶ。しかし、ジャスティ・カナは動く気配がなかった。果たしてジャスティ・カナは無事なのか…
ブルコングたちによって、地面から引きずり出されるジャスティ・カナ。クレ夫の電撃に耐えられず、失神してしまったのだ。
地面から引きずり出したジャスティ・カナを無造作に放り捨るブルコング。そして、子供たちに足蹴にされるジャスティ・カナ。
失神KOされてしまったジャスティ・カナに、ブルコングとクレ夫は完全に興味を失ったらしく、ジャスティ・カナを放置して、さっさと立ち去り、町を破壊し始めた…
その時、地上に降り立った朔也のもとに緊急連絡が…
どうやら、ウェクドフォースに長時間心を支配され続けると、完全にウェクドフォースに侵されてしまい、もう元に戻せなくなるらしい。朔也たちにあまり時間がない!
必死にジャスティ・カナへ声援を送る子供たちの元に朔也が駆けつけた。ブルコングたちを助けようにもあまり時間がない、しかし、肝心のジャスティ・カナがKOされてしまっている。なんとしてでも、ジャスティ・カナにもう一度立ち上がってもらわなくてはならないのだが…
ブルコングたちの破壊活動はエスカレートするばかり。このままでは街が壊滅してしまう。頼りのジャスティ・カナもあの姿である。もう限界が近かった。子供たちに対し、地球防衛軍が攻撃態勢を取り始めた。もはや、ブルコングたちを助ける手立てはないのだろうか…
今回のお話は、なかなかお気に入りのシーンがありまして(°_°)…
悪魔の子供たち12
電撃実験再び
クレ夫の電撃に、唯々、悲鳴を上げることしかできないジャスティ・カナ。子供たちは、どこまでもジャスティ・カナを笑いものにして楽しんでいるのだ。しかし、クレ夫はまだ満足していない。なぜなら、まだウェクドフォースをフルで使えていないのだ…
しかし、ジャスティ・カナの無様な姿を見ると、不思議な快感が満たされるのを感じる。ウェクドフォースが、体中に浸透していくのが心地いい。子供たちの邪悪な思考は、さらにエスカレートしていく…
そしてついに… クレ夫のウェクドフォースも完全に覚醒してしまった! これまで以上の威力の電撃を長時間放てるようになったらしい。またしてもそのフルパワーの電撃の実験台にされるジャスティ・カナ。しかも、今度はパンツの中にサンダー・ダガーを突き刺し、ジャスティ・カナの敏感な場所に直接当てようとしているのだ。
クレ夫が、ゆっくりとジャスティ・カナのパンツにサンダー・ダガーの先端を近づけていく。必死で嫌がるジャスティ・カナだが、徐々に先端がパンツの中に挿入されていくのを感じる。
そして、ついにサンダー・ダガーの先端がジャスティ・カナの陰部に到達した。ジャスティ・カナは無我夢中で振り払おうとするが、体が動かせず、足先をばたつかせることしか出来ない…
強烈な電撃がジャスティ・カナの股間を襲う。陰部に直で当てられたサンダー・ダガーから放たれるスパークは、ジャスティ・カナに今まで以上の苦痛をあたえた。
フルパワー電撃の威力を試すモルモットにされるジャスティ・カナ。見かねた地球防衛軍の朔也が、ジャスティ・カナを助けるべく、ガル・イーグルを操作する。
クレ夫のフルパワーの電撃に気が狂わんばかりの苦痛に苛まれたジャスティ・カナ。やがてジャスティ・カナの悲鳴も途絶え、動きも止まった。その様子を楽しげに眺めるブルコングとクレ夫。
一方、孝太たちは絶望的な表情で、哀れな姿のジャスティ・カナを見つめていた…
う~む… やっぱりだめだ…