勇者伝説
勇者の剣編最終回
キュラーバから溢れ出たガーディアン・フォースが、ジャスティ・カナの元へ返って行った。パワーが戻ったジャスティ・カナは容易に光の拘束リングを解き放つことに成功する。ジャスティ・カナの元に麻衣が駆け寄ると、いきさつを説明し、エールを送る。
「伊藤君の勇気ある行動を無駄にしないわ!」ジャスティ・カナは、最後の力を振り絞り、キュラーバに立ち向かう。
膝蹴りでキュラーバの顎を砕くジャスティ・カナ。怒りを露わにするキュラーバは、ジャスティ・カナに飛びかかっていく。しかし、ジャスティ・カナはキュラーバを抱え上げると、その巨体を軽々と放り投げた。地響きをならして転がるキュラーバ。
必殺のスレイブビームを放ち、見事キュラーバを葬ったジャスティ・カナ。
「君の勇気ある行動がこの街を救ったのよ」ジャスティ・カナの言葉に得意げに胸を張る伊藤少年。「どの口が言ってんのよ!」原木麻衣のツッコミがこだまする。
「すてき!格好良かったわ!」原木麻衣が笑顔で駆け寄ってくるのを見て、胸を躍らせる伊藤少年。抱き合おうとしていた伊藤少年だったが、原木麻衣は伊藤少年を通り抜けて地球防衛軍の酒井隊員の元へ。麻衣の目には、地球防衛軍の隊員の活躍のみが映っていたようだ。伊藤少年の英雄伝説は、こうして幕を閉じたのだった。
最終回です。誰がなんと言おうと最終回です。ありきたりなオチでしたが…最終回です(゚д゚)

一縷の望み
勇者の剣編
ジャスティ・カナのガーディアン・フォースを吸った3匹のワームを無理矢理引き剥がすと、3匹丸ごと口に運ぶキュラーバ。すべてのガーディアン・フォースを奪われてしまったジャスティ・カナは、もう動くことが出来ない状態だ。
「何やってんだよジャスティ・カナ!」「よせ、もうガーディアン・フォースをすべて奪われて動けないんだ!」伊藤少年の批難を酒井隊員が怒鳴るようにたしなめる。「もうだめだ!」「逃がすか!」伊藤少年が逃げようとするのを、これまた酒井隊員がとっ捕まえる。
原田隊員が朔也と作戦の確認をし合う。そして伊藤少年の所まで行き、作戦を告げる。「俺たちが宇宙獣人を転ばすからそのすきにその剣で頭を刺せ」「む、無理だよ~っ!」原田隊員の作戦を聞き、伊藤少年はかぶりを振る。
「もう見てられないわ!」その様子を見ていた原木麻衣が伊藤少年に詰め寄る。「あんたが余計なことしたせいなんだから、ちゃんとけじめをつけなさい!男でしょ!」
麻衣に批難されて伊藤少年がふくれっ面をするが、本当のことなので何も言えない。伊藤少年は麻衣に好意を持っていた。その事を原田隊員に見透かされ、けしかけられようやく覚悟を決める。
近付いてくるキュラーバの足をめがけ、朔也と原田がスーパー・ガンを発射した。足下をすくわれたキュラーバはつんのめって前方に地響きを立てて転倒した。
酒井隊員に背中を押され、伊藤少年が駆け出す。倒れ込んだキュラーバの頭はとても大きく、全く手が届かないと思われた。しかし、伊藤少年は人知を越える超人的な跳躍で見事、キュラーバの頭に剣を差し込むことに成功した。「ぐぎゃあぁぁぁっ!」キュラーバは初めて苦痛の雄叫びを上げる。剣が刺さった頭部から、強いエネルギーが噴き出してきた。
「手から剣が離れた…」手から離れなかった剣が、キュラーバに一撃を入れた瞬間、手から離れたのである。役目を果たした少年は、剣から解放されたようである。「よくやったな、坊主」酒井隊員がねぎらいの言葉をかける。伊藤「少年」が「男」になった瞬間であった…
大詰めとなったキュラーバとの一戦、「一撃を入れるなら頭だな」という安直な思考が窮地に。「いや、キュラーバの頭、でかすぎやろ((((;゚Д゚)))))))」普通に剣をぶっ刺すというのが無理な状態に…Σ(゚д゚|||)
ジャスティ・カナ絶体絶命の大ピンチ
勇者の剣編
キュラーバに両足を掴まれ、左右に広げられるジャスティ・カナ。「やめてっ!」キュラーバの触角の部分から光が点る。またしても破壊エネルギー光線を放つつもりだ。明らかにジャスティ・カナの股間を狙っている。そして、触角が強い光を放つと、ジャスティ・カナの股間に光線が放たれ、ジャスティ・カナの悲鳴が響き渡る。
「もうダメ… パワーが違いすぎて、私では太刀打ち出来ない…」ジャスティ・カナとキュラーバとのパワーの差は歴然で、ジャスティ・カナはもうキュラーバに敵わないのでは…と感じ始めている。
「なんだよ!ジャスティ・カナ!いつもみたいにその宇宙獣人を、サクッとやっつけてよ!」伊藤少年はジャスティ・カナの無様な姿に憤りを抑えきれず大声で叱責する。このままじゃ、自分が表屋に立たされる。少年も必死だった。
「なんだよその姿は!」ジャスティ・カナは伊藤少年の目の前で両手足を拘束され、逆さまで建物に寄りかかった姿勢にさせられていた。
「お願い、もうやめて!」ジャスティ・カナはキュラーバの企みがなんなのか、容易に想像できた。もうこれ以上スク・ワームの餌食になれば、無事では済まないだろう…
ジャスティ・カナは必死に身をよじり、戒めを解こうと試みるが、手足を拘束された状態では打つ手なしであった。
「いや~っ! もうやめて~っ!」キュラーバはジャスティ・カナを寄りかからせている建物の屋上に3匹のスク・ワームを放った。少しずつ近付いてくる3匹のスク・ワームにジャスティ・カナは恐怖の表情を向ける
「いやあぁぁぁっ!」3匹のスク・ワームがジャスティ・カナのむき出しの股間に噛みつく。激しい痛みがジャスティ・カナ。を襲う。「だ、ダメ~っ!イッちゃう!」ジャスティ・カナはスク・ワームからの責めに耐えることが出来ず。昇天してしまった…
この話の大まかな構成が、、「何度かワームに襲われ、最後に複数のワームの餌食になる」というものだったので、流れ的にいい感じの企画になったと思います(*’U`*)
奪われ続けるエネルギーと正義の心
勇者の剣編
再び奪われたガーディアン・フォース。しかし、ジャスティ・カナは気力で立ち上がる。並の戦士なら、すでにエネルギーを吸い取られ、動けなくなっているところだが、並々ならぬパワーを秘めたジャスティ・カナは、まだ立ち上がることが出来たようだ。キュラーバも内心焦りがあったようで、やけ気味に破壊エネルギー光線を放った。ジャスティ・カナは躱すことも出来ず、唯々光線を浴びてしまう。キュラーバは、奪ったエネルギーで「光の拘束リング」を扱えるようになり、ジャスティ・カナの手を拘束してしまった。
キュラーバは、腕を拘束したジャスティ・カナの両足を掴み、左右に広げる。むき出しの股間の正面にまたスク・ワームをはき出した。ヨチヨチとジャスティ・カナめがけて這いながら近付くスク・ワーム。「来ないでっ!」ジャスティ・カナは必死にスク・ワームを追い払おうとするが、両足を抱えられていては、ただばたつかせることしか出来ない。やがてスク・ワームはジャスティ・カナの股間に噛みつくと、またしてもエネルギーを吸い始める。苦痛に顔をゆがめるジャスティ・カナ。
「やめてぇぇぇっ!」股間に噛みついたスク・ワームを強引に引きはがすキュラーバ。痛みでジャスティ・カナが絶叫するがキュラーバはお構いなしだ。引きはがした丸々太ったスク・ワームを貪るキュラーバ、またパワーアップしてしまった様だった。ガーディアン・フォースを吸い取られたジャスティ・カナは、もう息も絶え絶えの状態だった…
スク・ワーム責めは、かなり前から構想はあったのですが、DAZ Studioでそれらしいフィギュアを見つけたときに、速攻でこの話を作る計画が立ちました。宇宙獣人役は、まあ、何でもよかったのですが、バーゲンで安売りしてたこいつに決めたと言うわけです(。-_-。)
2度目のエネルギー強奪
勇者の剣編
ガーディアン・フォースを奪われたジャスティ・カナだったが、気力を振り絞って立ち上がる。「ここで私が負けるわけにはいかないわ!」気合いを入れ直し、キュラーバの元へ向かう。
なんとかキュラーバに食らいつき、少年の身を守ろうと必死なジャスティ・カナ。しかし、ジャスティ・カナのエネルギーを奪ったキュラーバはさらに強くなっていた。簡単にジャスティ・カナを払いのけると、パイルドライバーの体制に持って行き、脳天を地面に叩きつけた。パイルドライバーを喰らったジャスティ・カナ、またしても動けないほどのダメージを負ってしまった。
そして、2匹目のスク・ワームを放つキュラーバ。わざとジャスティ・カナにその様子を見えるよう顔を向けさせる嫌らしさ。「や、やめて!来ないで!」ジャスティ・カナは徐々に近付いてくるスク・ワームに戦慄する。しかし、スク・ワームはまるで嘲笑うかのように鎌首を掲げてジャスティ・カナの股間に食らいつく。「いやあぁぁぁっ!」ジャスティ・カナは再び激痛と苦痛の悲鳴を上げる。ぶくぶくに太ったスク・ワームを、再びキュラーバがジャスティ・カナの股間から抜き取り、貪りはじめる。
2度エネルギーを吸い取られ、虫の息のジャスティ・カナ。キュラーバは、またしても勝ち誇ったかのように伊藤少年を探し始めた…
スク・ワームに襲われるシーンを、いろんな体制、いろんな角度から見てみたい、と思いながら作っている作品なので、だんだんシチュがおざなりになってきました(つω-`。) まあそれもいいか、たまには…