妖怪退戦12
一つ目入道の最後
ジャスティ・カナは、一つ目入道の背後を取り、後方に投げつけた。邪気が消えた一つ目入道には、あがなうことも出来ないようだ。
さらにたたみかけるジャスティ・カナ。これまでの猛攻が嘘のように、一つ目入道は次々と攻撃を受け苦しい表情を隠せずにいた。
ジャスティ・カナは、最強の必殺技、ファイナルウェイブを放った。邪気をなくした一つ目入道は、跡形もなく消滅してしまった…
どうやら、倉田忍がスメラギノミコトの末裔だったようだ。しかし、世代も進むにつれ、そのパワーも弱まってしまったようで、もう彼女の力では一つ目入道を滅ぼすことはできなかっただろう。ジャスティ・カナの活躍が、不可欠だった!
ジャスティ・カナと忍の活躍で、恐ろしい伝説が幕を閉じた。今後この町で、スメラギノミコトの末裔と美しい巨大ヒロインの活躍が、伝承として受け継がれていくことだろう… めでたしめでたし
これで一つ目入道との戦いは終わりました。今回は、ジャスティ・カナのいろんなKOシーンを試したかったっと言うのがあって、今後のKOシーンに使われるであろう、お気に入りのシーンが見つかって、まあよかったよかった(^∇^)

妖怪退戦11
狙われし者
一つ目入道が子供たちの前まで来て、大きな雄叫びをあげる。危険を察知した子供たちは逃げ出すが、忍だけが、足がすくんだのか動かずにいる… 孝太が忍に逃げるよう促すが…
一つ目入道が渾身の力で拳を振り下ろした。すんでの所で躱したが、振り下ろされた拳の衝撃で、忍と孝太は吹き飛ばされてしまう。
どうやら一つ目入道が探していたのは忍だったようだ。なぜ狙われているのか子供たちに分かるはずもないが、忍が危険だと言うことは分かる。でも、何もすることが出来ない…
一つ目入道がもう一回拳を振り上げた。おそらくまた忍に向けられるであろう拳である。子供たちに為す術はない。肝心のジャスティ・カナもあの姿である…
絶望と言う文字が脳裏に浮かんだ…その時…
忍の全身から不思議なオーラが噴出した。そして、女性の者とは思えない野太い叫び声を上げる。まるで何かが憑依したように…
忍から発せられた不思議な光は、一つ目入道の全身を包んだ。苦しそうに咆哮を上げる一つ目入道。
その時、ようやく意識を取り戻したジャスティ・カナも、一つ目入道の異変に気がついていた。一つ目入道の体から邪気が消えていたのだ。このチャンスを見逃すわけにはいかない。ジャスティ・カナは最後の力を振り絞って立ち向かう…
ここで初めて、子供たちの名前を発表しようと思います!
少しでぶっちょの子が、吉田孝太。リーゼントっぽい髪型の子が和田清也。癖毛の子が松井敏彦です。正直、ちょい役のつもりだったのですが、毎回出てくるようになったので、そろそろ名前つけなきゃ(゚д゚)!… と思い今日に至ったのであります( ̄^ ̄)
この話はもう出来上がっているので、近いうちにまた掲載されると思います。どうぞよろしくお願いします(*’U`*)
妖怪退戦10
標的
邪気を浴び、意識が朦朧としているジャスティ・カナを軽く持ち上げる一つ目入道。
半ば失神状態のジャスティ・カナを何度も殴りつける一つ目入道。そしてジャスティ・カナを抱え上げると…
一つ目入道は、海に向かってジャスティ・カナを放り投げてしまった。頭から海に落下するジャスティ・カナ。海岸にジャスティ・カナの下半身が人柱のように突き立っている。
海に串刺しにされてしまったジャスティ・カナ。結局、一つ目入道相手に全く為す術がないままKOされてしまった。このままでは一つ目入道の思いのままである…
一つ目入道は、子供たちの方に向き直った。すると、海に串刺しにされたジャスティ・カナに目もくれず、子供たちの方へと歩みを進める。明らかに彼らを狙っている… ジャスティ・カナはまだ失神したままだ。子供たちの運命やいかに…!
さあ、一つ目入道戦も佳境に入って参りました。(^-^)/
今回、新たにチャレンジしたのが、水の表現です。ジャスティ・カナが海に落下したときの水しぶきや、海に串刺しにされた時の波紋など… 色々なバージョンがあるので、まだ研究段階ですが、試してみたいと思っています♪(o・ω・)ノ))
なかなか暑い日が続いているので、ジャスティ・カナにも水浴びをしてもらおうと思ったのですが…やっぱりこうなってしまいました…Σ(´Д`lll)トホホ
妖怪退戦9
一つ目入道の奇行
一つ目入道にKOされてしまったジャスティ・カナのもとに子供たちが駆け寄る。一つ目入道は、もうジャスティ・カナには目もくれず町に向かって歩みを進める…
…が、今度ばかりは少し様子が違った。一つ目入道は、何かに気がついたかのように不意に立ち止まり、何かを探し始めるような仕草をしだした。
失神しているジャスティ・カナの横を通り抜け、今度は反対側を探し出した。とっさに隠れた子供たちだが、この一つ目入道の不可解な行動を訝しんだ。
その時、失神状態だったジャスティ・カナが意識を取り戻した。一つ目入道の行方が気になる彼女に、子供たちが一つ目入道の奇行を説明した。
確かに、一つ目入道の行動は不可解だったが、とにかく、今は一つ目入道の町への進行を止めるのが先決である。ジャスティ・カナはもう一度気合いを入れて立ち上がると、一つ目入道に立ち向かっていく…
しかし、またしても一つ目入道に邪気の光線を浴びせられるジャスティ・カナ。まともに喰らってしまい、またうずくまってしまった。一つ目入道は苦しむジャスティ・カナめがけ、足を振り上げ、蹴り飛ばしてしまった。ジャスティ・カナの体は弧を描いて子供たちの頭上を越え向こう側まで飛んで行ってしまった。大の字になって呻くジャスティ・カナに一つ目入道が近付いてくる… 危うしジャスティ・カナ!
今回のお話、もう完結まで出来上がっているのですが、次のお話がボツになってしまった為、また掲載がスピードダウンしてしまいました(´;ω;`) せっかく急いで造ったのに…(´;ω;`)
妖怪退戦8
届かない気力
一つ目入道は、ジャスティ・カナを逆さまに抱え上げた。一つ目入道の邪気パワーに為す術がないジャスティ・カナ。一つ目入道に玩具扱いされ、弄ばれる一方である。
頭から砂浜に落とされたジャスティ・カナ、しかもその後、股間に強烈な肘打ちを受け、意識朦朧で砂地を這う。
砂地を這って逃げようとするジャスティ・カナ、それを追う一つ目入道。
一つ目入道はジャスティ・カナを捕まえると、彼女の尻を鷲掴みにし、持ち上げ、渾身の力で股間を岩に叩きつけた。絶叫するジャスティ・カナ。
それだけでは終わらなかった! 一つ目入道は足を大きく振りかぶると、渾身の力でジャスティ・カナの尻を踏みつけた。岩の上に股間を乗せられた状態で尻を踏まれたのだ。股間に再び激しい痛みが走り、再び絶叫するジャスティ・カナ。あまりもの激痛に失神するジャスティ・カナ。それを小馬鹿にした表情で見下ろす一つ目入道。
今度ばかりはジャスティ・カナも動けない… ピクピクと痙攣した体を小刻みに揺らすのみだ。
ジャスティ・カナの気力も、一つ目入道の邪気にはまるで届かないようだ。このままでは一つ目入道は町に行ってしまう…
三百年前の悪夢が再び蘇るのか…
いや~、暑いですね… いや~暑いですね… いや~…
今回の見せ場はというと… いや~暑いですね…
暑さにやられて頭の中がオーバーヒートしています… なのであまり気の利いたコメントが出てこないのであります(゚д゚)
さてはて、このジャスティ・カナへの股間攻撃… はたして効いているのでしょうか… まあ、男なら死んでるでしょうがジャスティ・カナなら… やめときましょう… 危険な発想もきっと暑さのせいであります、きっとそうです(°_°)