ジャスティ・カナ

強さの理由

バンボロにあっさり返り討ちにされたジャスティ・カナを、驚愕の表情で見つめる玲奈。やはり、バンボロは秘策を練ってきていたのだ。しかし、一体何が起きたのか、さすがの玲奈でも見当が付かなかった。

楽勝で勝てると思っていた宇宙獣人に、あっという間にKOされてしまったジャスティ・カナを呆然と見つめる子供たち。そんな子供たちを嘲笑いながら、自分の強さの理由を自慢げに語り出すバンボロ。

ゲドｰ星人により、パワーアップを成功させたと、自慢するバンボロ。

他力本願による強さの理由を、さも自分の手柄のように語るバンボロは少し滑稽であるが、今のバンボロは、そんなことも気にならないほど歓喜していた。それほど、ジャスティ・カナに対する執念が強いのだ。

ゲドｰ星人の名は、玲奈も記憶にあった。

スペースマフィアと宇宙ガーデンの抗争はギャラクシー・ポリスでも注目している。そのスペースマフィアの一角である宇宙人がこのゲドｰ星人なのだ。

ゲドｰ星人は、ギャラクシー・ポリス内でも指名手配されている凶悪宇宙人である。

気を失っているジャスティ・カナの背後に迫るバンボロ。この程度では、まったくバンボロの気が収まらないらしい。

ジャスティ・カナのパンツに手をかけると、そのまま勢いよく引っ張り上げてしまった。気を失っていたジャスティ・カナは、無理矢理現実に引き戻されてしまう。

いたぶり宣言をするバンボロを蒼白の表情で見つめるジャスティ・カナ。最初の一撃で、バンボロには敵わないと直感しているジャスティ・カナは、震えた声で懇願する。

しかし、今まで散々叩きのめされてきたジャスティ・カナをなぶり者にするチャンスを棒に振る訳はない。弱り切ったジャスティ・カナにまだまだ復讐したくてたまらないバンボロは、ジャスティ・カナを逆さまに抱え上げ、パイルドライバーの体制で立ち続ける。落とされる恐怖に震えるジャスティ・カナ。恐怖心を煽ってじっくり攻撃しようとしているのだ。

玲奈の予感が的中してしまった。しかし、ジャスティ・カナのピンチに、唯々名前を叫ぶことしか出来ない…

今回は色々と試してみましたΣ(ﾟΘﾟ)

パンツを引っ張ってみました(°_°)　逆さまになったジャスティ・カナの髪の毛をいじってみました…(*’U`*)

結果は大惨敗…

Genesis２ではもう無理なことが判明しました(´；ω；｀)　悲しすぎます･ﾟ･(つД｀)･ﾟ･

この手のいじりはもう諦めるとして…　なにかこう、違った攻め方を思案中です　(ﾟдﾟ)！　そして…

時間だけが過ぎていく…((((;´･ω･`)))

………次回にご期待ください(つД`)ノ

ゲドｰ星人の素性について触れましたが、いきなりスペースマフィアなるワードが出てきた時点で、後付け感丸出しですが、まあ気にしないでください…(；д；)　

刺客として登場させるのは決まっていましたし、地球侵略ではなく、ジャスティ・カナ抹殺が狙いなので、マフィアっぽい組織を作った方がいいかなと思い、作ったワードです。

宇宙ガーデンと、スペースマフィアとの宇宙戦争的なものを作ってみても面白いかも知れませんがまだ未定です。

それではまた次回に…(○´･Д･｀)ﾉ

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返り討ち

勢いよくバンボロに向かうジャスティ・カナ。

観戦する子供たちも、安心してジャスティ・カナを応援している。前回のように、ジャスティ・カナの圧勝を疑っていない様子だ。

しかし、バンボロは向かい来るジャスティ・カナに拳を振り下ろした。通常はヘロヘロのパンチが、勢いよくジャスティ・カナの頬をとらえた。そのままバンボロはジャンプキックをジャスティ・カナの腹部に炸裂させた！

続いて間髪入れずに、強烈なアッパーをジャスティ・カナの腹部にたたき込んだ。おなかに強い衝撃が走り、思わず嘔吐しそうになるジャスティ・カナ。

アッパーカットを受け、宙を舞うジャスティ・カナを空中でキャッチしたバンボロ。嫌らしい笑みを浮かべながら、ジャスティ・カナを抱え上げる。

抱え上げたジャスティ・カナを、思い切り前方に投げつけるバンボロ。高速で宙を飛ぶジャスティ・カナは、為す統べなく建物に頭から突っ込んだ。あまりもの激しい衝撃により、ジャスティ・カナは一瞬で失神してしまった…

バンボロは、今回はなぜかパワーもスピードも、圧倒的にジャスティ・カナを上回っていた。以前までパワーで凌駕していたバンボロに、ジャスティ・カナはあっさりと返り討ちにされてしまったのだ。

下半身をピクピクと痙攣させながら失神するジャスティ・カナを、余裕の表情で嘲笑するバンボロであった…

ゲドー星人登場

命からがらジャスティ・カナから逃げ出したバンボロ。悔しさで顔を歪ませていたが、ジャスティ・カナに敵うわけもなく、唯々、怒りに手を震わせているのみだった。

悔しがるバンボロの前に、突如、謎のパワーで宙に浮く、謎の異星人が現れた。「ゲドｰ星人」と名乗る異星人は、バンボロに囁きかけた。ジャスティ・カナを倒せる力を与えるというのだ。

バンボロが逃げてから数日後、香澄のスマホに玲奈からの着信が…

近くで宇宙獣人反応をキャッチしたというのだ。また、新たな宇宙獣人が現れたのか？　香澄は気を引き締めた。

しかし、現れたのはまたしてもバンボロであった。子供たちからも嘲笑の対象にされる哀れな宇宙獣人である。

玲奈と共に、現場に駆けつけた香澄。

バンボロの再来に、少し呆れ気味の香澄だったが、玲奈は浮かない表情で香澄に話しかけた。先日は尻尾を巻いて逃げ出したバンボロが自信満々に叫んでいるのが気になったのだ。

なにか、危険を感じ取っていたが、香澄は強気な態度で戦いに臨もうとしている。

香澄は再びジャスティ・チェンジをして、ジャスティ・カナに変身した。

バンボロの前に現れたジャスティ・カナ。先日は逃がしてしまうミスを冒してしまった。今回は気合いを入れ直して戦いに挑んでいるのだった。

さて、今回は新キャラのゲドｰ星人が登場しました。この宇宙人は、ジャスティ・カナを執拗に追い詰める影の刺客的な役割を担っています。なので、レギュラーキャラとして、何度か登場させるつもりです。

それにしても…　最初の森でバンボロが悔しがってるシーンが…　レンダリングに時間かかりすぎ！ヽ(`ω´*)ﾉ彡☆　1時間たっても０％のままだったので、途中で切り上げてしまいました(´д⊂)　だから少し画質が悪い…　お許しを…(；д；)　

最後のシーンは影で表情が見えにくいし…　ライティングなどの研究がまだ必要ですな(´д⊂)

まだまだDaz studioも研究段階。色々と試しながら進めていこうと思っておりマッスル！(｡>ω<｡)ﾉ

宇宙獣人バンボロ襲来

突如、宇宙獣人が現れた。バンボロと名乗った宇宙獣人は、支配する星を探して、地球にやって来たのだ！

しかし、香澄はあの宇宙獣人を知っていた。以前戦って、コテンパンにやっつけたのだが、最後に逃げられてしまったのだ。しかし、運悪くまたジャスティ・カナのいる地球にやって来たのである。

そんなことを知らずに、悠々と地球の子供たちを脅すバンボロ。香澄が子供たちの危機に気付いた！

子供たちを玲奈に任せて、香澄は素早くジャスティ・カナに変身した。ジャスティ・チェンジをすることで、正義の戦士、ジャスティ・カナの姿になるのだ。

ジャスティ・カナの登場に歓喜の声を上げる子供たち。一方、驚愕の表情に変わるバンボロ。恐怖の対象であるジャスティ・カナが目の前に現れたのだから…

間髪入れず、攻撃を仕掛けるジャスティ・カナ。バンボロはたじろぎ、後ずさりをするが、ジャスティ・カナの勢いは止まらない。

ジャスティ・カナの連続攻撃が炸裂した。バンボロは為す術もなく宙を舞うのみである。

ジャスティ・カナが、とどめのスレイブビームを放とうとした瞬間、バンボロは一目散に逃げ出した。逃げ足の速さに呆れるジャスティ・カナ。子供たちは大喜びでジャスティ・カナの強さを再確認したのだった。

またしても逃げられてしまったのは少し残念だったが、バンボロが地球に来ることはもうないだろう。地球を守れたことに、とりあえず納得するジャスティ・カナであった…

あこがれの眼差し

葉月の声援を受け、最後の力を振り絞ってザーキラーと戦うジャスティ・カナ。側転でザーキラーの懐に飛び込むと、首に腕を回し、豪快に投げ飛ばしてしまった。軽々と宙を舞うザーキラー。

ジャスティ・カナの途轍もないパワーに、感嘆の声をあげる朔也。

ジャスティ・カナは、必殺のスレイブビームを放った。

スレイブビームを受けたザーキラーは、動きが止まると、そのまま前のめりで倒れてしまった。そして、大爆発を起こした。

ジャスティ・カナの大勝利に、大喜びをする葉月。朔也も助けてもらった礼を欠かさない。

ジャスティ・カナが立ち去った後も、しばらく二人でその場所を見つめていた…

葉月はあこがれの眼差しでジャスティ・カナの去った場所を見つめている。朔也は、そんな妹の様子を、やや戸惑いながらも優しい表情で見つめている。

その様子を、ジャスティ・カナから変身を解いた香澄が背後でそっと見つめていた。兄妹のいない香澄には羨ましく映ったようだ。いつまでも、仲のいい兄妹であることを願っている香澄だった…

復活

ザーキラーに、果敢に立ち向かう御堂隊員。しかし、徐々にザーキラーの猛攻に押されつつあった。破壊光線を発射するザーキラー、朔也の窮地である。

葉月は懸命にジャスティ・カナに声援を送る。兄の窮地を救ってくれるのは、ジャスティ・カナしかいない！そう信じて何度もジャスティ・カナの名前を呼んだ。

葉月の思いが通じたのか、ジャスティ・カナが小さな呻き声をあげると、気持ちを奮い立たせるように、ゆっくりと立ち上がった。

歓喜の声を上げる葉月。ジャスティ・カナが顔を向けると、すかさず葉月がジャスティ・カナに懇願した。

朔也が、葉月の兄であること、朔也が自分と葉月を守るために囮になり、窮地に立たされていることを理解したジャスティ・カナは、葉月の思いを受け、渾身と力で拳を握ると、葉月に約束をする。必ず朔也を助けると…

今にもザーキラーに絶命を余儀なくされそうな朔也。そろそろ観念すべきか覚悟を決めかけていた朔也の頭上で、大きな陰が舞った。ジャスティ・カナのジャンプキックがザーキラーに炸裂したのである。そして、朔也とザーキラーの間に割って入る大きな陰。ジャスティ・カナの復活に、朔也も安堵の表情を浮かべた。さあ、反撃開始だ！

命をかけて・・・

気を失ってしまったジャスティ・カナ。

まるで、ジャスティ・カナで遊び飽きたとでも言わんばかりに、興味を失ったかのようにその場を立ち去るザーキラー。

ザーキラーにKOされてしまったジャスティ・カナを信じられないと言った面持ちで呆然と見つめる少女。

現実を受け入れられない少女は、いつまでもジャスティ・カナに声援を送り続けるが、無情にもジャスティ・カナに届く気配はないようだ…

愕然として座り込んでしまう少女に近づく者が…

地球防衛軍隊員の御堂朔也だった。和葉と呼ばれた少女は、御堂朔也の妹だったのだ。

地球防衛軍本部から、逃げ遅れの少女がいると聞き、朔也が駆けつけたのだが、それは妹の和葉だったのだ。急いで避難するよう説得するが、ジャスティ・カナのことが心配な和葉はその場を離れようとしない。

仕方なく、強引に連れて行こうとした朔也だったが、大きな咆哮を聞いて戦慄が走った。

ザーキラーがこちらに気付き、接近してきたのだ。地球防衛軍としての任務を遂行する朔也。和葉を守る為、毅然とザーキラーに向き合い、レーザーガンを向け、射光する。

和葉もさすがにこの状況がまずいことは理解できた。慌ててその場を離れる。

妹の和葉を守る為、命をかけてザーキラーと向き合う朔也。レーザーガンで攻撃するも、ザーキラーにはあまり効いていないようだ。徐々に朔也のもとに近付いてきている。なんとかジャスティ・カナと和葉からザーキラーを引き離そうと、囮になって引きつける朔也。

そんな朔也を置いて、自分だけ逃げるなんて、決して出来ない和葉。ジャスティ・カナのもとへ駆け寄ると、これまで以上の大声で呼びかけた。もう和葉にはジャスティ・カナに頼るしかなかったのだ…

この回で、やっと少女の名前が出ました。朔也の妹役の登場というのは初めから決めていましたが、フィギュアをどうしようか迷っていました。前回でお話ししたとおり、ジャスティ・カナ候補から外れ、お蔵入りしていたAIKO4を使うことにしました。

このAIKO4なんですが、少し、というかかなり使いにくいです。フィギュアに最初から髪の毛と下着が付いていて、違う髪をその上からかぶせています(AIKO4用の別売りの髪ですが）なぜか、髪と下着を引っ剥がすと、レンダリング後に目が真っ黒になるという怪現象が起きたりしてしまいますΣ(ω |||)　仕方なく、髪の毛はダブらせている感じです(Ｔ＿Ｔ)

あと、ポーズをつけた後に移動させるとポーズが崩れたりします。また作り直すのは面倒なのなんのって…○|￣|＿

まあ、色々と制約のあるフィギュアですが、キャラ自体は気に入ってるので、これからも期待大で製作しようと思っていまする(｡>ω<｡)ﾉ

危機

建物に串刺しにされてしまったジャスティ・カナ。「頭隠して尻隠さず」状態にされてしまい、身動きもままならない。背後から忍び寄るザーキラーから逃れる術はない。

ジャスティ・カナの無防備な股間を何度も蹴り上げるザーキラー。蹴られる度に激しい痛みがジャスティ・カナを襲うが、ジャスティ・カナに抵抗する術はなかった。

ザーキラーはジャスティ・カナの片足を持ち上げると、露わになった股間を大きな腕で鷲掴みにする。手にエネルギーを集中させ、強力な電撃を放つ。まるで犬のような姿で電撃を受け苦しむジャスティ・カナ。少女は諦めずに声援を送るが、その声も激しい電撃の音にかき消されてしまった…

電撃を浴び続け、朦朧とする意識の中、気力でなんとか立ち上がろうとするジャスティ・カナ。その様子を嘲笑の眼差しで見つめるザーキラー。力を振り絞り、立ち上がろうとするジャスティ・カナのお尻を、ザーキラーは大きな足で思いっきり踏みつけた。

まるでモグラ叩きのように扱われ、踏みつぶされるジャスティ・カナ。最後の気力も、ザーキラーの前では無駄な徒労に終わってしまった…

万事休す！

最後の気力も踏みにじられ、ついにKOされてしまった。信頼する少女のまえで、全くいいとこなしのジャスティ・カナ。ザーキラーの遊び道具のような扱いをされ、いたぶられ続け、ついに失神してしまったのだ。

ジャスティ・カナ最大の危機である！

噛みつく野獣

グロッキー状態のジャスティ・カナをまた、無理矢理起こし、太股を握り抱え上げるザーキラー。そのまま、パワーボムの要領で地面に叩きつけた。後頭部に強い衝撃が走り、意識が飛びそうになるジャスティ・カナ。しかし、ザーキラーはまだ太股から手を離そうとしない。

意識が朦朧としているジャスティ・カナ。股を広げられたまま動くことも出来ず、痙攣するのみだ。さすがに、少女の顔色も悪くなる。信頼する巨大ヒロインがいたぶられ続けているのだ。ザーキラーの恐ろしさを再認識する少女だった…

ジャスティ・カナは股裂き状態のまま、また持ち上げられてしまった。またしても抵抗できず、宙づり状態で晒し者にされる。ザーキラーは大きな咆哮をあげると、そのまま、その大きな顎でジャスティ・カナの股間に噛みついた。鋭い牙と強力な顎で股間を攻められ、さすがのジャスティ・カナも大きな悲鳴を上げる。

ザーキラーの強力な顎でゴリゴリと股間を嬲られるジャスティ・カナ。

ザーキラーは涎を滴らせて苦しむジャスティ・カナに冷笑を浴びせている様子だ。

さすがのジャスティ・カナもこの攻撃には耐えられず、懇願する事態に…

なんとか解放されるも、もう意識も掠れ気味のジャスティ・カナ。もはや、指をかすかに動かす程度の力しかなかった。少女も、次第に絶望の表情に変化していった…

それでも諦めきれない少女は、懸命にジャスティ・カナを応援する。しかし、そんな少女を嘲笑うかのように、ジャスティ・カナを無理矢理起こし、頭上まで軽々と抱え上げてしまった。

朦朧とする意識の中で、ザーキラーの猛攻に耐え続けるジャスティ・カナ。しかし、ザーキラーは情け容赦なく、ジャスティ・カナを前方に投げ飛ばしてしまう…

ザーキラーの強靱な腕から繰り出されるパワーの餌食にされるジャスティ・カナ。勢いよく建物に頭から突っ込んでしまった。

激しい衝撃がジャスティ・カナを襲った。恥ずかしい姿のまま動けなくなってしまったジャスティ・カナを祈る気持ちで見つめる少女。

だが、ザーキラーはまだ満足できない様子だった…

今回は、急遽考えついた噛みつきをやってみましたが、コレがなかなかいい感じになりました。…と言うのも、このザーキラー役のフィギュア、涎がセットにあるんです！「これはもう噛みつかせるしかない！そのために存在するフィギュアである！」という感じで思いついて、やってみましたが…

結局噛みついてるときはほとんど涎は見えず、ジャスティ・カナが倒れたときに口が糸を引いてる部分があるのみの中途半端な状態に…｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡　でも、噛みつき自体はかっこうエロスが表現できててよかったとは思っていますです、はい…(´ω｀人)

怪獣系の敵は、表情も乏しく、言葉を発しない設定が多いので、以外と苦労します。でも、体が大きく、ジャスティ・カナ劣勢のきっかけの要因を作りやすい利点もあるので助かる部分もあります。またまた、怪獣系のフィギュアを漁ろうかと思案中であります…(￣^￣)ゞ

ザーキラーの恐ろしいパワー

ザーキラーの猛攻に合い、肩で息をするジャスティ・カナ。少女の賢明な応援も、ザーキラーの禍々しい咆哮の前ではまるで無力なようにも感じられる。

なんとか気力で立ち上がるジャスティ・カナ。しかし、間髪入れず、ザーキラーは強靱な尻尾を振り回し、ジャスティ・カナの背中を打ちつける。

強烈な一振りにジャスティ・カナの体は紙切れのようの吹き飛んでしまう。

危なく、応援する少女の上にジャスティ・カナの体が覆い被さりそうになったが、すんでの所で少女は回避した。

ジャスティ・カナは、応援する少女の目の前で、まんぐり返しのあられもない姿のまま失神してしまった。

しかし、ザーキラーは情け容赦なく、ジャスティ・カナの突き出したお尻を力一杯踏みつけた。背骨が折れるかのような衝撃に、再びジャスティ・カナの意識は無理矢理引き戻されてしまう。

ザーキラーはジャスティ・カナを無理矢理起き上がらせると、腹部に膝蹴りをお見舞いする。ジャスティ・カナは強烈な膝蹴りを受け、体が一回転し、苦痛に顔を歪ませたが、息を吐く暇も与えられず、両足を掴まれ、左右に広げられた。

首と両腕を極められ、両足を固められたジャスティ・カナは完全に動きを封じられてしまったのだ。

ザーキラーは、またしても両腕にエネルギーを集中させると、そのままエネルギーを放出させる。

強力な電撃がジャスティ・カナの両足から股間、体を走り抜ける。ザーキラーのエネルギーは、想像を絶する強さだ。ジャスティ・カナでも耐えられないほどの衝撃が全身を包み、意識が飛びそうになってしまう。

動きを封じられ、強烈な電撃を浴びるジャスティ・カナ、このままでは敗北は必至である…！