悪魔の子供たち9
逃げる
地球防衛軍の本部でも、ジャスティ・カナと子供たちの戦いに注目していた。子供たちの言動から、ゲドー星人の存在を訝しむ玲奈。
いつまでも続く電撃に、ジャスティ・カナは苦痛の限界に達していた。このままではもう命の危険に侵される。ジャスティ・カナは必死に懇願するがクレ夫はやめる気配がない。もうジャスティ・カナはのがれることは出来ないのか…
しかし、突然クレ夫のサンダー・ダガーから電撃が途絶えた。クレ夫も不思議そうにサンダー・ダガーを見つめているので、意図的にやめたわけではなさそうだった。どうやら、クレ夫のウェクドフォース習得はまだ未完成で、途中でパワーが途切れてしまったようだ。回復に、しばらく時間がかかりそうで、なんとかジャスティ・カナは危機を回避できた。
しかし、それでは面白くないと、ブルコングが今度はジャスティ・カナの股間を叩きつぶすと言い出した。さすがのジャスティ・カナも怖がって悲鳴を上げる。
悲鳴を上げて嫌がるジャスティ・カナの足を押さえつけて、身動きできないようにしたブルコングとクレ夫。ブルコングが大きく腕を振り上げる。怯えるジャスティ・カナ。
そしてブルコングは、ジャスティ・カナの股間を力一杯殴りつけた。勢いのあまり、建物が崩壊してしまうほどの、強烈なパンチだ。
上半身を瓦礫に埋められた状態で、気を失ってしまったジャスティ・カナ。
ジャスティ・カナの、そんな無様な姿を、嘲りの表情で見つめるブルコング。ジャスティ・カナのかっこわるい姿を見る度、益々ウェクドフォースのパワーが上がっていくのだ。
お尻を丸出しにして気を失っているジャスティ・カナを侮辱するかのような態度で、孝太たちに威張り倒すブルコング。怒りに震える孝太たちだが、ジャスティ・カナをオモチャにするほどのパワーを持ったブルコングとクレ夫に太刀打ち出来るわけもなく、脅されて萎縮してしまう…
ブルコングたちが、ちょっと目を離したすきに、ジャスティ・カナはなんとか瓦礫から抜け出し、子供たちから逃げ出し始めている。しかし、すんでの所でクレ夫に見つかってしまい…
前回とあまり代わり映えのしない内容だったのですが、今回は、地球防衛軍の本部でも、モニターを通じて戦いの様子を見られるような環境を作ってみました。本当は、モニターのツールがあって「画面を見ている」ような体制にしたかったのですが、そんなアイテムはない(か、知り得てない)ので、仕方なく未来感のある室内に画面を埋め込みました。ただこれだと正面からの画像しか使えないのでちょっと考えています(○´・Д・`)ノ photoshopか何かで、画像を3D状態にして上下左右に動かせるのがあったような(´・ω・`)… う~むまだまだ研究が必要ですな…

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