兄妹の絆4
祈り
もう虫の息のジャスティ・カナ。しかし、ザーキラーはそんなジャスティ・カナの頭を鷲掴みにし、軽々と腕の力だけで持ち上げてしまう。痙攣気味にピクピクと震えることしか出来ないジャスティ・カナを余裕の表情で見つめるザーキラー。
ザーキラーは、ジャスティ・カナの細い胴体に腕を回した。そして、自分の腕を掴むと、そのまま渾身の力でジャスティ・カナの胴体を締め付けた。「グキッ!」と言う音がして、ジャスティ・カナの背中が弓なりになる。ザーキラーの巨漢から繰り出される「さば折り」で、ジャスティ・カナは体を仰け反れせながら、大きな悲鳴を上げる。
そばで見つめる少女の口からも悲鳴が漏れた…
ザーキラーの「さば折り」を受けたジャスティ・カナは、失神気味に体をザーキラーに預けてしまっている。ザーキラーはジャスティ・カナの両足に手をかけ直すと、そのまま抱え上げ、開いたジャスティ・カナの股間を、膝めがけて振り下ろす。失神しかけていたジャスティ・カナだが、股間に強烈な一撃を受けて無理矢理意識を呼び戻されてしまう…
倒れ込んだジャスティ・カナの両足を掴み、持ち上げるザーキラー。両足を掴まれ、逆さづりにされるジャスティ・カナだが、この体制から逃れられるほどの体力は残っていなかった。
ザーキラーはそのままジャスティ・カナの両足を左右に広げてしまう。ジャスティ・カナの股関節がギシギシと音を立ててきしみ始める。
股裂き宙づり状態で晒し者にされているジャスティ・カナ。
ザーキラーは、手に強力なエネルギーを集中させると、そのままそのエネルギーを放出させた。強烈な電撃がジャスティ・カナの両足から股間にかけて流れ、やがて全身を包み込んだ。股裂き宙づり状態で抵抗できないジャスティ・カナは完全にザーキラーのおもちゃと化していた。
そんなジャスティ・カナを必死に応援する少女。どれだけジャスティ・カナがなぶり者にされようが、少女は決して諦めず、ジャスティ・カナの勝利を信じているのだった…
前回でザーキラーの新たな技が必要… と言う状態になったので、無理矢理作った「手から電撃」の能力。まあ、怪獣とかは、よくこう言うシーンがあったと思うのでよしとしようか… ただ、今回の電撃シーンは失敗もあり、「電気の流れが逆だろ!」ってシーンがありまして、いやはや… まだまだ稚拙な作品から抜け出せませんなあ…
